青汁徹底検証レポート

青汁三昧の徹底検証レポート

青汁三昧3

テレビショッピングでお馴染みのダイレクトテレショップの商品で、販売累計10億杯を超える非常に人気の青汁です。楽天市場の青汁ランキングでも度々1位を取っています。
原料は大麦若葉・ケール・ゴーヤの3つの野菜がブレンドされています。すべてが国産で、栄養価を高めるために肥料からこだわって栽培されているようです。

気になるお値段ですが、単品では1箱6,000円のところ、定期購入にすると半額の3,000円となり、1包当たり50円という非常にリーズナブルな価格設定となっています。

そんな、国民的な青汁とも言える青汁三昧を徹底的にレポートしていきたいと思います。

青汁三昧を注文

①青汁三昧が届きました

早速ですが、青汁三昧を注文しました。注目後2~3日でしっかりとした専用のダンボールに丁寧に梱包されて届きます。どういう青汁なのか、楽しみです。

青汁三昧届く

②ダンボールを開けてみます

ダンボールの中には青汁だけではなく様々なものが入っていそうです。青汁以外のおまけ品も入っていると嬉しいですよね。早速ですが、中身を取り出していきたいと思います。

青汁三昧届く

③役に立ちそうな冊子が入っています

ダンボールの中には青汁三昧の説明書、様々な健康に関するカタログ、レシピブックなど、青汁生活を続けていく上で役に立ちそうなものが入っていました。これからの青汁生活をサポートしてくれるようなものがあるとモチベーションもアップしますよね。

④青汁三昧の箱を開けてみます

箱の中には1杯分に小分けされた青汁の袋が60包入っています。これなら仕事や旅行などの外出時にも、必要な分だけ持ち運びができるので便利ですね!

⑤粉末を出してみます

早速ですが、青汁三昧の粉末を小皿へと移しました。サラサラとした薄い緑色の粉で、きめ細やかな粒子です。

⑥青汁三昧が完成しました

150ccの水を入れて青汁を作ってみました。粉がサラサラでとても溶けやすいのですぐに完成しました。シェイカーを使わずに簡単に作れるのは非常に便利です。

青汁三昧の味をチェック

香り 飲み口 後味 溶けやすさ
2点 2点 2点 非常に溶けやすい

※香り・飲み口・後味をそれぞれ5点満点で評価しています
採点基準の詳細はこちらをご覧下さい

香りは青臭いという感じはないのですが、少し独特なニオイがします。

飲んでみると甘味一気にが口の中に広がります。また、水へ溶けやすいため粉っぽさを感じず口当たりは良いです。ケールやゴーヤも含まれているとのことだったので、もっと苦味や青臭さが先に来ると思ったのですが、そういった嫌な感じはまったくありません。ただ、少し甘さが強すぎる気がするのと、甘味に不自然さを感じます。苦味がかなり苦手な方には良いかもしれませんが、甘味料っぽい人工的な甘さが苦手な方にはオススメできません。

後味も控えめでサッパリとしているのですが、少し水っぽい薄さが気になります。全体を通して青汁っぽさがまったくないのですが、だからといって美味しいというわけでもありません。青汁初心者の方でとにかく青汁っぽくないのが良いという方には向くのかもしれません。

青汁三昧の成分をチェック

原材料 安全性 栄養価 成分構成
国産中心・一部農薬 人工甘味料
× × ×

※採点基準の詳細はこちらをご覧下さい

青汁三昧の原材料

還元麦芽糖水飴・難消化性デキストリン大麦若葉粉末・ゴーヤー粉末・ケール・ビタミンC・ナイアシン・パントテン酸Ca・甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)・ビタミンB6・ビタミンB2・ビタミンB1・葉酸・ビタミンB12

原材料である大麦若葉は、名水100選にも選ばれている霧島連山のすそ野に広がる宮崎県小林にて栽培されています。霧島山系のミネラル豊富な地下水と、山特有の寒暖差を活用して、無農薬で育てられているのでその点は安心できますね。

ゴーヤは那覇から西に32kmの美しい海に囲まれた渡嘉敷島で栽培されています。渡嘉敷島は山が土地の85%を占め、農地を開拓するのには手間が掛かります。しかし、山の土地は栄養素をたっぷり含んでいるため、栄養素豊富なゴーヤが育つのです。

ケールは東京ドーム約2個半分の広大な農場で栽培されています。標高差が大きく、それに伴い昼夜の寒暖差が大きい土地であるため、肉厚なケールが育ちます。無農薬栽培で、肥料には広島ならではの牡蠣の貝殻を使うなどの工夫が施されています。

なお、残留農薬や放射性物質など400種類にわたる検査を得て、最終的に
目視によるチェックも実施されているようです。

青汁三昧の添加物に関して

青汁三昧には「還元麦芽糖水飴」「難消化性デキストリン」「甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物」「合成ビタミン」など様々な添加物が含まれています。それぞれの添加物について細かく見ていきましょう。

還元麦芽は、とうもろこしやじゃがいもなどのでんぷんを主原料とし、触媒を使って水素添加する形で合成された「甘味料」です(麦芽糖でも水飴でもありません)。還元麦芽糖の甘味度は、砂糖の約80%程ですが、キシリトールのように清涼感のある甘さではなく、砂糖に近い質の甘さであることが特徴です。また、デキストリンは加熱処理したとうもろこしのでんぷんを加水分解した食物繊維であり、食品素材として古くから利用されているものです。

この2つに関しては自然由来の添加物であり、安全面に問題はないと言えますが、注意せなければならないのが含まれている「量」です。原材料表示は商品に多く含まれる順に左から表示するというルールがあるので、青汁三昧には大麦若葉やゴーヤ、ケールを差し置いて、「還元麦芽糖水飴」「難消化性デキストリン」が最も多く含まれるということがわかります。甘さを強く感じたのは還元麦芽糖水飴が多量に含まれているからであり、粉っぽさを感じなかったのは水に溶けやすい難消化性デキストリンが多く含まれているからと推察されます。

加えて、人工甘味料のアスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物が含まれていることや(栄養補強材として使われる)合成ビタミンが多いのも、肝心の青野菜の成分が少ないことの裏返しではないか、と気になってしまいます。

青汁三昧の安全性

青汁三昧の原材料はすべて国産を使用しており、製造は日本で行われています。大腸菌群と一般生菌数の検査も製造過程で計6回行われ、衛生面、安全面の管理は徹底されています。また、定期的に製品の放射性物質検査も行われており、放射性核種(セシウム134、セシウム137、ヨウ素131)の検出はされていないとのことで、こちらに関しても安心できますね。

青汁三昧の栄養価

栄養素 *1 青汁三昧
1包(3g) *2
青汁メーカー
平均値 *3
食物繊維総量(g) 1.1 1.2
ビタミンA(μgRE) 57
ビタミンE(mg) 0.3
ビタミンK(μg) 60
ビタミンB1(mg) 0.33 0.01
ビタミンB2(mg) 0.40 0.03
ナイアシン(mgNE) 3.53 0.18
ビタミンB6(mg) 0.47 0.03
葉酸(μg) 178 12
パントテン酸(mg) 1.44 0.05
ビタミンC(mg) 35.9 4.6
カリウム(mg) 38 86
カルシウム(mg) 5 35
マグネシウム(mg) 2 7
鉄(mg) 0.18 0.45
亜鉛(mg) 0.09

栄養成分表の見方はこちらをご覧下さい
*1.日本人が不足しがちな栄養素を太字で、特に不足している栄養素を赤太字で表示
*2.平均値以上の栄養価を赤文字で表記
*3.青汁メーカー100社以上の1包当たりに含まれる栄養素の平均値を表示(こちらのデータは必要に応じて定期的に更新いたします)

平均よりも多く含まれる栄養素
該当なし

ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンB6・葉酸・パントテン酸・ビタミンCが平均値よりズバ抜けて高くなっているように見えますが、これらはすべて原材料の項目で説明した合成ビタミンでされているに過ぎません。青汁ライフでは栄養価の高い天然の野菜由来のビタミンを摂ることが重要だと考えているため、合成ビタミンで栄養素が補強されている場合は、あくまで参考値として見ています。なお、合成ビタミンに関しては下記の記事を参考にして頂ければと思います。

合成ビタミンで栄養が補強されていない「カリウム」「カルシウム」「マグネシウム」「鉄」にご注目頂くと、ミネラル分は平均値よりも大幅に低くなっていることがわかります。もし、これらミネラルの数値も平均値を上回っていれば、合成ビタミンとは関係なく、天然由来のビタミンが豊富だと判断できるのですが、この結果を見ると肝心の青野菜の含有量が少ないのではないかという不安が強くなります。また、メーカーに問い合わせをし、その他の栄養素も一部入手することができましたが、それらも平均値よりも非常に低い数値となっていました。

青汁三昧の成分構成

栄養素 青汁三昧 青汁メーカー
平均値
糖質 52% 30%
食物繊維 32% 34%
その他 16% 36%

※成分構成のその他の割合が高いほどビタミンとミネラルを豊富に含む可能性が高くなります。成分構成の詳しい解説はこちらをご覧下さい

青汁三昧の成分構成を確認すると「糖質」の割合が高いことがわかります。味の面でも甘さを全面に感じ、原材料表示を確認しても甘味料の「還元麦芽糖水飴」が最も多く含まれていることから、糖質がやや高めの青汁であることがわかります。また、青野菜の含有量が多く、天然のビタミン・ミネラルが豊富に含まれるほど高くなる「その他の割合」が平均値を大幅に下回っていることからも、還元麦芽糖水飴や難消化性デキストリンなどの添加物の含有量が多く、大麦若葉・ゴーヤ・ケールといった青野菜は少なめに配合されていると考えられます。

青汁三昧の総合評価

成分 価格 総合評価
6点/15点 7点/20点 2点/5点 15点/40点

採点基準の詳細はこちらをご覧下さい

「せっかく青汁を飲むのであれば、天然野菜の成分をしっかりと摂って頂きたい」と青汁ライフでは考えているため、添加物や合成ビタミンが多く含まれている可能性がある青汁の評価は非常に低くなってしまいます。価格は冒頭でもご紹介したように定期コースにすると半額になりますし、合成ビタミンによる栄養摂取でも歓迎という方からしてみれば、安く手軽に栄養補給ができる青汁だと思います。また、良い意味でも悪い意味でも青汁っぽくない味なので、野菜が一切食べれないような方にも向くでしょう。

青汁三昧が向く人
・合成ビタミンでも問題がない方
・野菜が苦手で青汁っぽくない商品でスタートしたい方
・(定期コースで)リーズナブルな青汁から試したい方

>>総合評価が最も高い青汁はコレ!青汁の総合評価ランキングはこちら

青汁三昧は公式サイトで買うのが断然お得です

青汁三昧は楽天市場やamazonでも購入が可能ですが、公式サイトから購入するのが最もお得です。

通常1包あたり100円の価格なのですが、定期コースに申し込むと最大で1包あたり45円にまで値下がります。さらに送料は無料で、特典としてプレミアム低反発枕もつきます。

商品名 青汁三昧
メーカー 株式会社テレビショッピング研究所
初回価格 6,000円(+税)
内容量 3.3g*60包
1包あたり 約100円
送料 600円(定期コースで無料)
包装タイプ スティックタイプ
特典 3箱購入で低反発枕・定期コースで送料無料・青汁料金半額など
原材料 還元麦芽糖水飴・難消化性デキストリン・大麦若葉粉末・ゴーヤー粉末・ケール・ビタミンC・ナイアシン・パントテン酸Ca・甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)・ビタミンB6・ビタミンB2・ビタミンB1・葉酸・ビタミンB12

※最新の情報は変わっている可能性もあるので公式サイトにてご確認下さい

青汁三昧へのよくある質問

温めて飲んでも良いでしょうか?

熱いお湯で飲むと青汁三昧に含まれる熱に弱い一部のビタミンが若干減少するようです。どうしても温めたい場合は約60度までのお湯で飲むことが推奨されています。

いつ飲むのがオススメですか?

食事中やお風呂上り、朝起きた時などお好みのタイミングで問題ありません。どの時間かということよりかは決まった時間に飲む習慣が大事になってきます。

作り置きをしても問題ないでしょうか?

作り置きをすると時間の経過とともに色や風味を損なってしまうのでオススメできません。また、夏場に常温保存をされていると品質が著しく低下するので注意が必要です。

1日何包飲んだら良いのでしょうか?

あくまでも基本の食事をしっかりと食べて頂いた上での補助として青汁を使います。1日に2包を目安に青汁を飲んでいくことが推奨されています。また、一度に2包飲むことも問題ありませんが、稀にお腹がゆるくなる方もいらっしゃいますので、ご自分のお身体と相談しながらにしてください。

子供や妊婦が飲んでも良いのでしょうか?

大前提として、妊婦やお子様は、お食事で十分に栄養を摂って頂くことが重要であることをまず最初に述べておきます。青汁三昧の栄養素の中には、2000年から母子健康帳にも必要性が記載されている妊娠初期の重要な栄養素である葉酸も多く含まれていますし、危険のある飲料ではありません。しかし、体質には個人差があると思いますので、かかりつけの医師にご相談頂きながらお試しください。

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