青汁徹底検証レポート

ファンケル本絞り青汁ベーシックの徹底検証レポート

ファンケル本絞り青汁ベーシック3

ファンケルの本絞り青汁ベーシックには、一般的な農法よりも栄養価が15%アップするという「ミネラル農法」で育てた国産ケールが使用されています。

さらに、ミネラル農法によって育てられたケールの栄養価をしっかりと吸収できるように、ファンケル独自成分の「植物性ツイントース」が配合されています。植物性ツイントースはミネラルの吸収を促進する効果があります。

また、飲みやすさにもこだわっており、ケールの青臭さを低減するための「マイルドテイスト製法」が採用されています。

ファンケル本絞り青汁ベーシックを注文

①ファンケル本絞り青汁ベーシックが送られてきました
早速ですが、ファンケル本絞り青汁ベーシックを注文しました。注目後、約3日で届きました。ファンケル専用のダンボールで送られてきています。

ファンケル本絞り青汁ベーシック届く

②ファンケル本絞り青汁ベーシックの箱をあけてみます
お試しセットを注文したので青汁10包以外にもシェーカーや青汁bookの特典がついています。780円でこれだけ入っているのはかなりお得ですね。

③封をあけてみます
封を開けてみるとスティック状に小分けされた青汁がギッシリ。1包あたりの量が多いので、他社よりも大きめのサイズですね。スティックタイプは持ち運びの際に便利なので重宝します。

④青汁粉末を出してみました
青汁粉末を小皿に移してみました。サラサラとしたきれいな粉末で、ケールの緑色が良く出ている印象です。


⑤ファンケル本絞り青汁ベーシックを作ってみます

100mlの水を注ぎマドラーでかき混ぜると、それなりに混ざりやすく、しっかりとかき混ぜることでシェイカーを使わないでも綺麗に溶けたので楽でした。早速、ケール独特の青臭さが漂ってきています。

ファンケル本絞り青汁ベーシックの味をチェック

香り 飲み口 後味 溶けやすさ
2点 1点 3点 溶けやすい
×

※香り・飲み口・後味をそれぞれ5点満点で評価しています
採点基準の詳細はこちらをご覧下さい

主成分がケールということだけあって、香りはケール独特の青臭さがしっかりとあります。ケール主体で濃度の高い青汁であれば、この香りがあるのは諦めるしかありません。逆に、臭いはケールがしっかりと配合されていることの証でもあるので、栄養価は高いのかなという期待も高まります。

飲み口も香りの通り、青臭い風味を感じます。また、苦みもありますね。ただ、意外だったのは後味は思っていたよりもスッキリしていたことです。ファンケル独自の「マイルドテイスト製法」の効果が出ているのでしょうか。

ハッキリ言って飲みやすい青汁ではありませんが、ケール主体の青汁の中では飲みやすい方ではないでしょうか。

ファンケル本絞り青汁ベーシックの成分をチェック

原材料 安全性 栄養価 成分構成
国産・一部農薬 天然由来添加物

採点基準の詳細はこちらをご覧下さい

ファンケル本絞り青汁ベーシックの原材料

ケール・水溶性食物繊維・DFAⅢ・でんぷん分解物

愛媛・長野・鹿児島県の契約農家にて土壌の栄養管理を行うミネラル農法で作られた国産ケールが使われています。ミネラル農法とは、ミネラルバランスを整えた土壌で作物を育てる農法で、一般的な農法よりも野菜にミネラルが豊富に含まれ、味の面でも苦みやえぐみが減り、旨みや甘みが増すと言われています。

なお、栽培する際に天然由来の防除剤(BT剤/植物より発見された「バチルス・チューリンゲンシス」という微生物を利用したもの)が使用されていますが、定期的に残留農薬の試験が行われており、安全性は確認されています。

また、青汁1包あたりケールの生葉が40gとたっぷり含まれており、まさに「濃い青汁」です。さらに、豊富なケールの栄養素の吸収率を高めるためにファンケルの独自成分「植物性ツイントース」が配合されています。植物性ツイントースとは洋野菜チコリー由来のオリゴ糖で、ミネラルの吸収を促進し、体内保留率を向上させる効果があります。このように、ケールの栄養素をしっかりと体内で吸収できるような工夫が施されています。

ファンケル本絞り青汁ベーシックの添加物に関して

ファンケルの本絞り青汁ベーシックにはケール以外にも「水溶性食物繊維」「でんぷん分解物質」「DFAⅢ」という成分が含まれています。

水溶性食物繊維の原料はとうもろこしで、栄養強化や飲みやすく溶けやすい商品にするために使用されています。でんぷん分解物質の原料はキャッサバで、粉末の安定性向上(吸湿防止)の目的で使用されています。DFAⅢは植物性ツイントースのことになります。

すべてが天然由来なので安全性には問題がないと考えられます。また、味をチェックした際にしっかりとケールの強さを感じたので添加物の量もそれほど多くはないでしょう。

ファンケル本絞り青汁ベーシックの安全性

残留農薬と有害ミネラル、アレルギー検査をクリアした新鮮ケールだけを使って(財)日本健康・栄養食品協会が定める「健康補助食品GMP」の認証を取得した自社工場で製造されています。工場はトレーサビリティを確保しており、商品1つ1つの製造履歴がしっかり管理できているので、原料や製造工場も明確です。加えて、商品出荷されるまで各段階で品質検査が徹底的に行われており、放射線セシウムについても定期的に検査がなされています。硝酸態窒素の残量も1本当たり8.55mgということで、総合的に安全性は高いと考えらえます。

ファンケル本絞り青汁ベーシックの栄養価

栄養素 *1 ファンケル本絞り青汁ベーシック
1包(4.5g) *2
青汁メーカー
平均値 *3
食物繊維総量(g) 1.3 1.2
ビタミンA(μgRE) 57
ビタミンE(mg) 0.5 0.3
ビタミンK(μg) 71 60
ビタミンB1(mg) 0.01
ビタミンB2(mg) 0.03
ナイアシン(mgNE) 0.18
ビタミンB6(mg) 0.03
葉酸(μg) 22 12
パントテン酸(mg) 0.05
ビタミンC(mg) 35.0 4.6
カリウム(mg) 94 86
カルシウム(mg) 56 35
マグネシウム(mg) 11 7
鉄(mg) 0.10 0.45
亜鉛(mg) 0.09

栄養成分表の見方はこちらをご覧下さい
*1.日本人が不足しがちな栄養素を太字で、特に不足している栄養素を赤太字で表示
*2.平均値以上の栄養価を赤文字にし、背景を黄色にしています
*3.青汁メーカー100社以上の1包当たりに含まれる栄養素の平均値を表示(こちらのデータは必要に応じて定期的に更新いたします)
※パッケージもしくは公式サイト上に記載されている栄養成分を基に表記(幅がある場合は中間値を採用)

平均よりも多く含まれる栄養素
ビタミンE・葉酸・ビタミンC・カルシウム・マグネシウム

栄養成分を確認すると、様々な栄養素が平均値より高く、優秀な数値を示しています。但し、本商品は青汁粉末が1包当たり4.5g(通常は3.0g程度)と他社よりも少し量が多いので、その点を考慮し、平均よりも多く含まれる栄養素は「ビタミンE」「葉酸」「ビタミンC」「カルシウム」「マグネシウム」と判断しています。これらの栄養素には下記のような作用があります。

栄養素 作用
ビタミンE 老化防止・生活習慣病の予防・精力減退防止・月経不順防止
葉酸 肌荒れ予防・貧血防止
ビタミンC 皮膚や骨や血管の健康維持・免疫力向上・ストレス改善・疲労回復・がん予防
カルシウム 骨折や骨粗鬆症の予防・高血圧の予防・動脈硬化の予防・ストレス改善・血液凝固および神経伝達のサポート
マグネシウム 高血圧予防

特にビタミンCの数値は非常に優秀です。美容のために青汁を飲むという目的をお持ちの方には非常に合うのではないでしょうか。また、ビタミンC以外も全体的に優秀な数値であり、ミネラル農法の効果もしっかりと発揮されているようですね。味にケールらしさがしっかりと残っていたことからも栄養価が多い「濃い青汁」だと言えるでしょう。

ファンケル本絞り青汁ベーシックの成分構成

栄養素 ファンケル本絞り青汁ベーシック 青汁メーカー
平均値
糖質 46% 30%
食物繊維 29% 34%
その他 25% 36%

※成分構成のその他の割合が高いほどビタミンとミネラルを豊富に含む可能性が高くなります。成分構成の詳しい解説はこちらをご覧下さい

成分構成グラフを確認すると、甘味料や添加物が多く青野菜の含有量が少ない=栄養価が低い青汁にありがちな、「糖質の割合が高くその他の割合が低い」という結果が出ています。但し、これだけで本製品が栄養価の低い青汁と判断するのは早いかもしれません。ここで注目すべきなのは、食物繊維の量です。水溶性食物繊維が添加されているにも関わらず、粉末量を3gと換算した場合に食物繊維の量が平均値よりも低くなっていることから、粉末化する際に葉の栄養成分をより高めるなどの目的で食物繊維の量を減らしている可能性があることが分ります。その場合は、栄養価が豊富でも今回のようなグラフになるケースがあるのです。
実際に、栄養成分表を見る限り栄養価は低くないので、それほど心配する必要はないと判断し、評価は〇としました。

ファンケル本絞り青汁ベーシックの総合評価

成分 価格 総合評価
6点/15点 17点/20点 3点/5点 26点/40点

採点基準の詳細はこちらをご覧下さい

ファンケル本絞り青汁ベーシックは、主原料がケールの商品にしては飲みやすいとはいえ青臭さの強い青汁です。味の評価では△となりましたが、栄養価は非常に高く成分は文句なしの◎評価をつけました。青汁上級者の方で本格的な濃い青汁を求めている方には良いのではないでしょうか。また、ビタミンCの数値が特に優秀だったので美容での効果を期待している方にもオススメできます。

ファンケル本絞り青汁ベーシックが向く人
・栄養価の高い濃い青汁を探している方
・ビタミンCが多い青汁を飲みたい方
・青汁を飲み慣れている上級者の方

>>総合評価が最も高い青汁はコレ!青汁の総合評価ランキングはこちら

ファンケル本絞り青汁ベーシックは公式サイトから購入がオススメ

ファンケル本絞り青汁ベーシックは楽天市場やamazonで購入することも可能ですが、公式サイトから購入することをオススメします。

公式サイトでは送料無料で税込み780円のお試しセットがあります。お試しセットでは青汁10本に加えてシェイカー青汁BOOKなどの特典がつきます。本格的なケールの青汁なので、まずはお試しセットで様子を見てみるのが良いと思います。

商品名 ファンケル本絞り青汁ベーシック
メーカー 株式会社ファンケル
初回価格 2,695円(+税)
内容量 4.5g*30包
1包あたり 約90円
送料 360円(3,000円以上で無料)
包装タイプ スティックタイプ
特典 お試しセットでシェイカー・青汁BOOK
原材料 ケール(国内産)、水溶性食物繊維、でんぷん分解物、植物性ツイントース(オリゴ糖)

※最新の情報は変わっている可能性もあるので公式サイトにてご確認下さい

ファンケル本絞り青汁ベーシックへのよくある質問

温めて飲んでも良いのでしょうか?

軽く温める程度であれば問題ありませんが、若干減少してしまう栄養成分もあります。栄養成分をしっかりと摂りたい方は熱を加えないことをオススメします。なお、【37℃(人肌程度)まで加熱後】のデータでは脂溶性ビタミン、ビタミンC、葉酸、SDO様活性、総クロロフィルに変化はないようです。

いつ飲んだら良いでしょうか?

ご自身のライフスタイルに合わせて、いつお飲み頂いても問題ありません。続けることが重要です。

作り置きをしても良いですか?

水やその他の飲み物で溶いた後はなるべく早めに飲むことをオススメします。冷蔵庫内であっても、作り置きはオススメしません。

どれぐらい飲めば良いでしょうか?

その日の食生活に合わせて、1日1~3本を目安に飲むことが推奨されています。なお、数本をまとめて摂取することはオススメされていません。植物性ツイントース(オリゴ糖)を含むため、ご体質・ご体調によっては、お腹が緩くなる可能性があります。

子供でも飲んで良いのでしょうか?

体質にもよりますが、生後5ヶ月くらいまでの赤ちゃんにはオススメできません。5ヶ月以降~小学生になる前までぐらいであれば、ティースプーン1杯くらいの少量からお試し下さい。

関連記事

  1. 神仙桑抹茶ゴールドの徹底検証レポート
  2. ダイショーのみやすい大麦若葉入り青汁の徹底検証レポート
  3. 極みさん愛キャッチ♡ サントリー極の青汁の徹底検証レポート
  4. べジ家族の徹底検証レポート
  5. 朝のフルーツ青汁2 ヤクルト朝のフルーツ青汁の徹底検証レポート
  6. クマザサフレッシュパウダーの徹底検証レポート
  7. キューサイ粉末青汁の徹底検証レポート
  8. スーパー健願青汁の徹底検証レポート

青汁ライフ一押し商品

神仙桑抹茶ゴールドの徹底検証レポート

青汁ライフで実施した「飲みやすい青汁ランキング」にて第1位を獲得した青汁です。緑茶・抹茶…

ピックアップ記事

青汁ランキング

  1. 青汁総合評価ランキング【青汁選びの決定版】
  2. 飲みやすさランキング【青汁100社を調査】
PAGE TOP