青汁は便秘解消に効果的な食品の一つです。今回はその理由を徹底解説していきます!
目次
理由その1:便秘解消の代名詞、食物繊維が豊富!
食物繊維には不溶性と水溶性の二種類があります。不溶性は腸内において膨らむことでかさ増しして便を押し出す働きをします。一方水溶性は読んで字のごとく水分に溶けジェル状になり、便を柔らかくすることで排出をスムーズにする効果があります。また、コレステロールなどの物質も排出してくれたり、腸内の善玉菌のエサになり腸内環境の改善にも役立ちます。
便秘解消にはどちらの食物繊維も欠かせません。青汁にはどちらの食物繊維も摂取可能な商品が存在することに加え、平均して3杯あたり4.3gもの食物繊維が含まれています。日本人は5gほど食物繊維が不足しているとのデータがあり、青汁はおおよそその不足分を補うに適した食品であることが分かります。
理由その2:腸内環境を整える要素満載!
食物繊維だけでなく、青汁に配合されるオリゴ糖にも便秘解消に役立つ効果があるのです。オリゴ糖は、腸内環境を整えるのに欠かせない善玉菌のエサになります。つまり、オリゴ糖を摂取することで腸内環境が整うので、食物繊維を摂取したことでもたらされる排出機能への相乗効果が得られるのです。さらに、青汁を豆乳で割れば、豆乳に含まれる大豆オリゴ糖も腸内環境を整える促進剤となり、さらなる整腸効果が期待できるので、おすすめです。
理由その3:手軽でお財布にも優しい!
理由その1でも述べましたが、日本人は平均して一日当たり5gの食物繊維が不足している状態にあります。これを生野菜で補うにはどれだけの量が必要か想像できますか?生野菜で補うには、おおよそ300gを食事に取り入れなければなりません。これはコンビニのサラダのおよそ3パック分。これを現在の食事にプラスすると考えると、かなりの量になります。
これに比べ、青汁は一日3杯で平均4.3gの食物繊維を補うことができます。また、常に規則正しく食事をとれないときにも、持ち運びしやすい包装の青汁を選べば、外出時にもさっと作って好きな時間に摂ることができます。
また、サラダで補う場合、コストもかさみます。コンビニのサラダは安いものでも1パック300円ほどします。それに比べて青汁は、1杯あたり90円前後なので、3杯きちんと飲んだとしても270円ほどの負担で済むのも嬉しいですね。
理由その4:低カロリーで腸にも負担が少ない
青汁は1杯あたりおよそ10~30kcal。糖質系の添加物が含まれていないものに関してはほとんど10kcal台ですので、カロリーを気にせずごくごく飲めます。サラダも一見低カロリーですが、ドレッシングは100kcalを超えるものも多いので注意が必要です。もちろん毎回ノンオイルのものやオリーブオイルとお塩などで食べればさほどカロリーも高くなりませんが、味に飽きてしまうというデメリットもありますし、こうしたドレッシングやオイルを用意するという手間もかかります。
また、消化器官への負担が少ないのも特徴です。固形物で摂取するよりも、液体状のものから栄養素を摂取するほうが、胃や腸への負担は少なく済みます。また、嵩がないので、お腹が張って苦しいということも起きません。
理由その5:長期的な効果が期待できる!
青汁で便秘解消を図ることは長期的な目線でも非常に有効な手段であるといえます。
市販の便秘薬やセンナ茶のような食品は刺激性の便秘薬で、確かに即効性がある点で優れています。その反面、その刺激に腸が慣れて、本来の排便反応が鈍くなってしまう危険性が高いです。これにより便秘が悪化するというケースも多いので、常用することは推奨されていません。
一方で、青汁は食物繊維によって排出を促す効果があるだけでなく、腸内環境を整える、言わば便秘解消の基礎を築く行為にもなり、本来の腸の機能を復活させることで、以後長期的な効果が期待できます。
以上のことからも、青汁は非常に体にも優しい便秘解消方法であると言えるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
青汁は便秘解消において即効性こそ高くありませんが、確実かつ健康的なアプローチです。また、整腸作用だけでなく様々なビタミンやミネラルを摂取できる健康食品でもあるので、総合力が非常に高い便秘解消法とも言えます。現在便秘にお悩みの方、あらゆる方法を試したがなかなか改善されない方は、ぜひ一度試してみられてはいかがでしょうか。