青汁の飲み方

「青汁のお湯割り(ホット青汁)」栄養成分・効果の真実

「青汁を加熱したら栄養価が減るって本当!?」

青汁を含め、野菜は加熱すると熱に弱いビタミンなどが減少するという話を聞いたことがあると思います。その反面、体を冷やさないためにも温かいドリンクや温野菜にして食べたほうが良い、という意見もあります。冷え性や内臓疲れでお悩みの方などは、胃腸を冷やさないなどのメリットを踏まえ、青汁をお湯割りで飲みたいとお考えかもしれません。

今回は、青汁をお湯割りにして飲むことによる影響についてお話ししていきます。

加熱処理青汁は加熱OK!

既に熱処理がされた青汁で変化は少ない

青汁は多くの場合、製造過程で熱処理がされており、栄養成分表示にも加熱処理後の栄養価が表記されています。それゆえ、ホット青汁として再加熱して飲んでも、栄養価に大きな変化はないとされています。

胃腸が強くない方や冷え性や季節柄体を温めたい場合は、青汁をお湯割りで飲むのは効果的であり、問題もありません。

熱処理がされていながら栄養価も高い青汁としてオススメなのが「神仙桑抹茶ゴールド」です。飲みやすく、当サイトでも非常に人気の青汁です。

非加熱処理青汁は加熱NG!

ビタミンB群・ビタミンCや酵素を中心に栄養価が下がる

青汁メーカー100社以上を分析した結果:加熱処理で栄養価が減少

一方で熱に弱いビタミンB群・ビタミンCや酵素などの栄養価を残す目的で、非加熱処理にて製造されている青汁もあります。

非加熱処理の青汁を加熱すると、熱に弱いビタミンや酵素は減少してしまいます。したがって、栄養成分表示に表記されている栄養価よりも低い青汁を飲むことになってしまいます。

なお、熱処理による栄養価の減少に関しては議論が交わされている状況ですが、青汁メーカー100社以上を分析した結果、非加熱処理の青汁と加熱処理の青汁では熱に弱い栄養素の含有量に差が生じていました。また、生野菜の状態と粉末化した状態とでは、こちらも熱に弱い栄養素が減少しているという事実があります。

温かいお湯程度であれば問題はない

非加熱処理青汁は加熱すると栄養価が減少してしまいますが、「人肌程度の温かいお湯」であれば問題はないとされています。

熱に弱いビタミンもその程度では大きく減少するわけではありませんし、酵素も60度以上で壊れ始めます。また、茹で野菜の場合はお湯に栄養素が流れ出てしまいますが、青汁の場合は粉末そのものをお湯に溶かし一緒に飲むので、流れ出た栄養素も丸ごと摂取することになります。

さらに言えば、光に弱い栄養素や水洗いでも減少する栄養素も存在する中、そもそも野菜のすべての栄養素を100%摂れるわけではないのが現実なので、そこまで神経質になる必要はありません。

さらに、短時間の加熱ではビタミンなどはほとんど破壊されないので、飲める程度の温度のお湯であれば、過度に気にする必要はないでしょう。

なお、青汁に豊富に含まれるビタミンA・ビタミンE・ビタミンKなどの脂溶性ビタミンや食物繊維・一部のミネラルは熱に強いので、栄養価が減少する心配はありません。

お湯割り(ホット青汁)の注意点

高温長時間加熱には要注意

前述したように短時間の加熱であれば栄養価への影響は大きくありませんが、長時間となると話は別です。加熱時間が長ければ長いほど栄養価は破壊されていきます。

非加熱処理青汁だけではなく加熱処理青汁の場合も含めて、高温での加熱や長時間での加熱は栄養価を喪失させる可能性があるので気をつけてください。

青汁の作り置きには要注意

青汁の作り置きには注意が必要です。青汁は作り置きをしていると酸化してしまい、栄養素がどんどん壊れていきます。また、劣化もするので味にも多少変化が生じます。お肉と一緒で、青汁も「一度温めたが冷めてきたから再加熱する」というようなことはしない方が良いです。

常温で飲む場合も含めて、青汁の作り置きはせず、なるべく新鮮なうちに飲むようにしてください。

青汁をお湯割りにする効果

冷えを改善する効果

冷たい青汁を一気に飲むと体温が下がり体が冷えてしまったり、胃腸が弱い人であれば胃痛の原因になったり、内臓の冷えによる消化機能の衰えの一因となってしまうなどのデメリットがあります。

青汁のお湯割りであればそういった心配もなく、体に優しい飲み方ができます。冷えが気になる方は、青汁にすりおろしたショウガや飲みやすくするためにはちみつなどを入れると良いでしょう。

安眠を促す効果

寝る前に青汁を飲む場合は、冷たい青汁よりもホット青汁にすることで、体がリラックスし、眠りに入りやすくなります。

以上のように、青汁のお湯割りにはデメリットばかりではなくメリットもあります。加熱処理が施してある青汁の場合はもちろんのこと、非加熱処理の青汁であっても、人肌ほどの温かいお湯であれば問題ありませんし、ホット青汁は健康にも効果的なのでおすすめの飲み方です。どのような温度で飲むのかをその時の体調や気分、季節に合わせて上手に判断していただければと思います。

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