青汁で使われる原料

デキストリン・難消化性デキストリン入り青汁の真実

【原材料表示例】
難消化性デキストリン・大麦若葉・オリゴ糖・ケール

青汁の原材料名を確認すると「デキストリン」や「難消化性デキストリン」と表示されていることがあります。それぞれ青汁だけに使われる成分ではなく、健康食品や離乳食などでも使われています。

デキストリンや難消化性デキストリンが入れられる理由は何なのか、危険性はないのかを説明していきたいと思います。

デキストリンと難消化性デキストリンの違い

デキストリンも難消化性デキストリンはどちらもトウモロコシなどから抽出されたデンプンから作られています。

デンプンの中には「糖質」と「食物繊維」の2種類の栄養素が含まれています。デンプンを精製・加工して抽出された糖質がデキストリン食物繊維が難消化性デキストリンとなっています。

いずれも、食品由来の成分なので、適正量の範囲内であれば危険性はないとされています。

青汁に(難消化性)デキストリンを配合するメリット・デメリット

項目 メリット デメリット
デキストリン 青汁が飲みやすくなる 糖質を摂取してしまう
ビタミン・ミネラルが減少する
難消化性
デキストリン
青汁が飲みやすくなる
健康促進効果がある
ビタミン・ミネラルが減少する

青汁を飲みやすくする効果がある

デキストリン・難消化性デキストリンは共に医薬品や健康食品を飲みやすくする目的で賦形剤として利用されてます。青汁粉末が水に溶けやすくなることで、また、デキストリンの場合は糖質なので甘味が加えられることで、出来上がった青汁が飲みやすくなります。

なお、単純に青汁1包内にデキストリン・難消化性デキストリンが含まれることで、青野菜の含有量が減少するために飲みやすくなるということもあります。

難消化性デキストリンには健康促進効果がある

デキストリンの場合は糖質なので特に健康促進効果はありませんが、難消化性デキストリンには「水溶性食物繊維」が含まれるため、様々な健康効果が期待されており、特定保健用食品として厚生労働省からも認められています。

なお、難消化性デキストリンには「糖の吸収スピードの遅延作用(食後血糖の上昇抑制作用)」「整腸作用」「脂肪の吸収スピードの遅延作用(食後中性脂肪の上昇抑制作用)」「内臓脂肪の低減作用」「ミネラルの吸収促進作用」があるとされています。

難消化性デキストリンが入った青汁でオススメなのは「ふるさと青汁」です。

青汁のビタミン・ミネラルは減少する

デキストリンはともかく、難消化性デキストリンであれば健康効果もあるため配合されても問題がないと感じた方もいるかも知れません。確かに少量であれば問題はありませんが、デキストリンや難消化性デキストリンは青汁の原価を下げるための「かさ増し」に使われることがあります。

デキストリン・難消化性デキストリンが配合されることで、肝心の青野菜の栄養成分は減少してしまうというデメリットがあるのです。

青汁の「エキス末」の正体はデキストリン

【原材料表示例】大麦若葉エキス末・オリゴ糖・ケール

原材料表示を確認した時に「●●エキス末」と表示されている場合があります。

これは青野菜を丸ごと粉砕したわけではなく、青野菜のエキス分だけを抽出し、そのエキスにデキストリンを合わせることで粉末化しています。

エキス末が利用される青汁は青野菜を丸ごと粉砕する手間が省けるため、原価が安くなる・飲みやすいといったメリットがありますが、食物繊維はほとんど抽出できないので「水溶性食物繊維」が別途添加されることが多くなります。

選んではいけない(難消化性)デキストリン入り青汁

(難消化性)デキストリンが原材料表示の左側にある青汁

【選んではいけない青汁の原材料表示例】
難消化性デキストリン・大麦若葉・オリゴ糖・ケール

デキストリンや難消化性デキストリンが原材料名の左側に表示されていれば要注意です。原材料名は多く含まれる順に表示するというルールがあるため、上記の例の場合は主原料の大麦若葉よりも難消化性デキストリンの方が多く含まれるということになります。

こういった青汁は青野菜の成分が少ないため「値段が安い」「飲みやすい」といったメリットがありますが、肝心の「青野菜の成分は少ない」という結果になってしまいます。

例えば、上記の表示例の場合だと「難消化性デキストリン40%・大麦若葉30%・オリゴ糖20%・ケール10%」というように青汁1包内の成分が青野菜よりも、青野菜以外の成分の方が多く含まれている可能性があります。

成分構成のその他の割合が低い青汁

【選んではいけない青汁の栄養成分表示例】
粉末100g当たり:糖質50g・食物繊維35g・その他(たんぱく質・ビタミン・ミネラルなどの合計値)15g
栄養素 選んではいけない
青汁例
青汁メーカー
平均値
糖質 50% 30%
食物繊維 35% 34%
その他 15% 36%

※成分構成のその他の割合が高いほどビタミンとミネラルを豊富に含む可能性が高くなります。成分構成の詳しい解説はこちらをご覧下さい

青汁ライフで活用している成分構成とは、青汁粉末内に「糖質」と「食物繊維」と「その他(糖質・食物繊維以外)」の3つの成分がどれぐらいの割合で含まれているかを表しています。

成分構成の中で特に注目しなければならないのが「その他の割合」です。なぜなら、その他には糖質・食物繊維を除いたビタミンやミネラルなどが含まれているからです。

その他の割合が多いということは青野菜の成分がしっかりと含まれている可能性が高く、逆にその他の割合が低ければデキストリンや難消化性デキストリンが多く含まれていることで肝心の青野菜の成分の含有量は少ないと判断することができます。

デキストリンや難消化性デキストリンが青汁に含まれていること自体は大きな問題があるわけではないので、「かさ増し」がされていないかを見抜くために上記の2点だけは気をつけて頂ければと思います。

なお、完全無添加で栄養価も高い青汁としてオススメなのが「神仙桑抹茶ゴールド」です。飲みやすくて人気の青汁です。

また、成分構成に関する詳しい説明は、青汁選びの必須ツール「成分構成」とは!?の記事をご確認下さい。

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