風邪を引きやすかったり肌荒れがなかなか治らなかったりする場合は、ビタミンAが不足している可能性があります。
ビタミンAはビタミンの中でも免疫機能や肌の健康に携わっており、我々にとって非常に重要な栄養素です。
今回はビタミンAが不足している方に青汁が効果的な理由についてお話ししていきたいと思います。
ビタミンAは日本人が不足している栄養素
野菜不足はビタミンA不足に繋がる
※1日当たり
ビタミンA推奨量 (1日当たり) |
ビタミンA摂取量 (1日当たり) |
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700~900μgRE | 530μgRE |
※厚生労働省の栄養素等摂取状況および日本人の食事摂取基準を参考に独自に算出。引用をご希望の方はこちらをご覧下さい。
ビタミンAはレバーやあん肝といった内臓系の食材に大変多く含まれています。しかし、内臓系の食材は脂質やプリン体が多く、カロリーが高いため、日常的に摂取すべきものではありません。
内臓系に含まれるビタミンAの量には及びませんが、内臓系に次いでビタミンAが多く含まれるのが野菜です。野菜をしっかりと食べていれば、基本的にビタミンAが不足することはありません。
厚生労働省は1日に350gの野菜を摂取することを推奨していますが、日本人の野菜平均摂取量は250g前後であり、1日当たり約100gの野菜が足りていない状況です。その結果、ビタミンAに関しても、成人男女の摂取基準650~900㎍に対して、平均摂取量は541㎍と不足している状況が生じています。
ビタミンAが不足するとどうなるのか?
目や皮膚の健康・体の免疫機能に関わる
ビタミンA | 免疫力向上・抗酸化作用・視力の維持や目の疲れの予防 |
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ビタミンAは各器官の粘膜を正常に保つ働きがあります。その結果、風邪を引くにくくなったりと体全体の免疫力の向上に繋がります。
また、人間の老化の原因になる活性酸素を除去する抗酸化力が非常に強い栄養素なので、アンチエイジングや美肌にも役立ちます。
さらに、目が光を感じるロドプシンという物質の主成分であり、目の働きにも関与しています。
したがって、ビタミンAが不足すると「夜盲症」、ニキビや乾燥肌などの「皮膚や粘膜の疾患」、体全体の免疫力が低下するため「風邪」などを引き起こしやすくなるのです。
ビタミンA不足解消に青汁が最適な理由
野菜にはビタミンAが多く含まれる
前述した通り、野菜にはビタミンAが豊富に含まれています。野菜よりもレバーやあん肝などの内臓系の方がビタミンAの含有量自体は多いですが、脂質・カロリー・プリン体などが多いのが難点です。野菜の場合はビタミンAだけではなく、その他のビタミンやミネラルも豊富でありながら、脂質やカロリーも低いです。
したがって、健康のことを考えるのであれば野菜からビタミンAを摂取すべきだと言えるでしょう。
青汁の原料はビタミンAが特に豊富
青汁の原料として有名な「ケール」「大麦若葉」「明日葉」「桑の葉」には一般的な野菜よりもビタミンAが多く含まれています。特にケール・明日葉・桑の葉は一般的な野菜の約2倍のビタミンAが含まれていることがわかります。
※野菜平均=キャベツ・人参・ほうれん草など一般的な野菜12種類を粉末化した場合の平均データ
※独自調査によるデータです。引用をご希望の方はこちらをご覧下さい。
更に、上のグラフを見ていただければお分りの通り、青汁にはビタミンAだけではなく、様々なビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。
厚生労働省が推奨している1日に野菜を350g以上摂取するのは、忙しい方や一人暮らしの方にはなかなか難しいことだと思います。そんな時に、野菜の不足分を青汁で手軽に補給することができるのは非常に便利ですね。毎日の食事の状況に合わせて青汁を有効的に活用して頂ければと思います。
いろいろな種類の青汁がありますが、中でも「神仙桑抹茶ゴールド」は、ビタミンAを豊富に含む桑の葉を主原料とした青汁なので、おすすめです。他の青汁と比較して、栄養価が高いこともポイント。
青汁のビタミンAで期待できる効果
青汁に含まれるビタミン群と相乗効果を発揮
ビタミンAはビタミンE・ビタミンCと共に摂取することで抗酸化力がさらに高まる性質があります。
青汁にはビタミンEやビタミンCも含まれているため、強い抗酸化作用にも期待することができます。
最後に
青汁は手軽にビタミンAを摂取するには非常に便利なアイテムです。しかし、青汁を飲んでさえいれば良いという話でもありません。毎日の食生活を整えることを何よりも大切にし、その上で青汁を活用するようにしましょう。
1日に必要なビタミンAを意識的に摂取し、肌状態や免疫力の向上に努めましょう!